ウォーターサーバー事業の開業費用は、店舗を構える独立開業を前提とせず、代理店やFC、取次店といった提携形態で始める形が主流となっています。本記事では、始め方ごとの初期費用の違いや考え方を解説します。
飲食店や小売店のように店舗を構えて始める業態に比べ、代理店募集やFC加盟、取次店契約を通じて始めるのが一般的です。
したがって、開業費用といっても、店舗取得費や内装費ではなく、加盟金、研修費、販促費、営業体制づくりにどこまで費用がかかるかが主な論点になります。
公的な費用相場データは確認しにくいため、募集案件情報を参考にすると良いでしょう。
代理店ドットコムにて、「ウォーターサーバー」で検索後、種別「法人向け」、商材「飲料水・ドリンク」で絞り込んで表示された17件(2026年3月18日時点)の初期費用を調査した結果、15件が初期費用無料※1となっていました。
有料案件は、販売代理店で11万円(税込)※2の例があります。また、宅配水事業では55万円(税込)~※3の事例も見られました。
なお、これらは市場全体の公的相場ではなく、あくまで募集サイト掲載案件ベースの参考値です。
初期費用無料でも、実費が完全にゼロとは限りません。開業費用を正しく見積もるには、どこから自社負担になるのかを事前にすり合わせておくことが大切です。
本部への支払いとしては、契約時や導入時に以下のような費用が発生する場合があります。
募集案件によっては無料のケースもありますが、有料の場合はこの部分が初期費用の中心です。
一方で、自社側の営業や運営に伴って発生する費用の例は以下です。
どの業務を自社で担うかによって、実際の負担額は大きく変わります。初期費用無料という言葉だけで判断せず、どこにコストがかかるのかを分解して考えることが重要です。
ウォーターサーバー事業への参入を検討する際は、初期費用の有無だけで判断せず、契約形態と自社負担の範囲をあわせて確認することが大切です。営業のみを担うのか、配送や顧客対応まで担うのかによって、必要な準備や費用は変わります。
当メディアでは、事業運営で陥りやすい落とし穴や適した販売パートナーの選び方まで詳しく解説。ウォーターサーバー事業をお考えの方はぜひご覧ください。
ウォーターサーバー事業を始めるには、メーカーや代理店募集サイトから問い合わせて契約を結ぶのが一般的です。しかし、販売パートナーの事業内容はさまざまなため「思っていた収益モデルや業務範囲と違う」といったミスマッチが起こりかねません。
自社が既に持っている配送網や顧客基盤、媒体などのアセットを活かせるパートナーを選ぶことが大切です。
| 業務範囲 | 営業・配達・集金・メンテナンスまでを一気通貫で担う |
|---|---|
| 収益 | 獲得報酬、毎月の水代 |
| 業務範囲 | 営業活動、顧客対応 |
|---|---|
| 収益 | 新規契約手数料 |
| 業務範囲 | 紹介のみ |
|---|---|
| 収益 | 紹介料 |
※参照元:マイボイスコム調べ(2022年7月「ウォーターサーバーの利用に関する調査」にて利用経験者の満足度No.1)(https://myel.myvoice.jp/products/detail/28808)
調査期間:2022年07月01日 ~07月05日
調査対象:「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査
調査会社:マイボイスコム株式会社